鍼の保険適用について
2023/03/15
体の不調を改善するために鍼灸院に通いたいと考える方は多いですが、費用が気になるところですよね。
負担を抑えるために保険を利用したいところですが、そもそも鍼の施術で保険は適応されるのでしょうか?
そこで今回は、鍼の保険適用についてご紹介します。
鍼の保険適用
鍼施術による保険適応は、症状や状況によって異なります。
保険適応が「する場合」「しない場合」でそれぞれご紹介しましょう。
保険適応しない場合
鍼の施術は、軽度の症状改善が目的だと、保険を適応するのが難しいです。
これは「肩や首コリが気になる」「体のだるさが抜けない」といった軽い症状の改善目的が当てはまります。
保険適応する場合
保険を適応する場合は「医師の同意書がある」「対象の疾患がある」という2つの条件を満たす必要があります。
対象の疾患は、次の通りです。
・神経痛
・リウマチ
・五十肩
・頚椎捻挫後遺症 上記に類似する疾患がある場合は、保険を適応した施術を受けられます。
また交通事故による傷害や後遺症の改善目的の施術も、事故を担当する保険会社の同意があれば適応可能です。
同意書の取得方法
保険適応に必要な同意書は、次の流れで取得できます。
①保険を取り扱う鍼灸院で、同意書を取得する②整形外科などの病院で、同意書に必要事項を記入してもらう その後は記入済みの同意書・印鑑・保険証を持参して鍼灸院へ行くと、保険適応の施術を受けられます。
まとめ
鍼の施術では「医師の同意書」「対象の疾患」があるという条件で、保険が適応されます。
また病院で医師から同意書を書いてもらう必要がありますので、施術前に同意書の準備をしておくと安心です。
当院でも保険適応での施術をご提供しておりますので、ご不明点等あれば気軽にお問い合わせください。